谷原章介 校則「三つ編みは2本まで」に「現代に合わせアップデート…校則自体を運用する人が良くない」

[ 2021年10月15日 10:19 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が15日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。「三つ編みは2本まで」とする校則について言及した。

 番組では、北九州市立大学のアン・クレシーニ准教授が投稿したツイートを取り上げた。投稿には、黒人を親に持つ女子中学生が髪を細かく三つ編みした後ろ姿の写真がアップされ「この三つ編みは、オシャレ目的にしていると思いますか?実は、数本の三つ編みは、1番髪の毛にやさしいヘアアレンジです。三つ編みにしないと洗った後パサパサになったり、傷んだりします。なので、三つ編み禁じのブラック校則は人権侵害です。みんなの髪は同じじゃない」とつづっている。番組によると、女子生徒側と学校の話し合いの結果、三つ編みは2本まで許可された。その後、週1回は4本まではOKとなり、SNSなどでこの問題が拡散されると、学校側から三つ編みの制限をなくすことが伝えられた。認められるまで1年半かかったという。

 谷原は「僕は制服とか、こういう制限って賛成でもあり反対でもあるんですよ。荒れた地域でアメリカなんかで制服だったりとか、ある程度の規則を入れることによってすごく治安、もしくは校内の雰囲気が良くなったという事例もあったりもしますから。そうやってみんなで帰属意識を持って、この集団の中に所属しているっていう意識を持てるっていうのもいいと思います」とした上で、「ただ彼女(女子中学生)の場合、もともと黒人と二つのルーツがあって、もともとの自分たちの文化だったり身体的な特徴、やっぱりアフロのまんまずっとやってると髪も傷むし大変だ、そういう中で現状を弾力的に運用しない運用側が良くないと思う。校則は現代に合わせてアップデートしていくべきだと思いますけど、校則自体を運用する人が良くない」と自身の考えを述べた。

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2021年10月15日のニュース