「うっせぇわ」から1年、Adoが「ドクターX」の主題歌担当 タイトルは「阿修羅ちゃん」

[ 2021年10月12日 05:30 ]

イメージディレクターのORIHARA氏の書き下ろしによる米倉涼子(左)とAdoのコラボビジュアル
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 「うっせぇわ」の大ヒットで知られる女性シンガー、Ado(18)が米倉涼子(46)主演のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(14日スタート、木曜後9・00)の主題歌を担当する。タイトルは「阿修羅ちゃん」。

 Adoは昨年10月に「うっせぇわ」で顔を明かさずにメジャーデビューして1年。本紙の取材に、第7シリーズを迎える人気ドラマの主題歌への大抜てきに「正直、本当に自分なんかでいいのかと、いまだに思ってしまうぐらい驚きましたし、とてもうれしいです」と感激している。これまで深夜のドラマや音楽番組の主題歌を担当したことはあったが、ゴールデン帯(午後7~10時)は初めてで、さらに局の看板ドラマとのコラボは大きな話題となりそうだ。

 「阿修羅…」は自身7曲目のオリジナルソングで、28日の配信リリースが決定。初回放送まで公開されない音源について「出だしの“ねぇ、あんたわかっちゃいない”のフレーズにインパクトが与えられるよう特に力を入れました」と、歌いだしの表現にこだわったことを一足早く明かした。

 「ボカロP」と呼ばれる音楽プロデューサーのNeru氏(29)が作詞作曲。Adoは「体が勝手に動きだしてしまいそうなぐらいリズミカルで耳に残るキャッチーなフレーズと、ポップな曲調の中にある歌詞のとげや毒のある部分のそのギャップが、凄くNeruさんらしい楽曲だと思いました」と解説する。

 米倉も「凄くドラマの世界観とマッチして、相性がいい気がする」と大喜び。「出演者の年齢層が高いドラマなので、この曲で凄く勢いをつけていってもらいたい」と期待している。

 ≪米倉涼子も称賛「パワフルな感じ」≫「ドクターX」の主題歌は12~17年放送の第1~5シーズンをSuperflyこと越智志帆(37)が担当。19年放送の前作シーズンは米歌手ピンク(42)の「ソー・ホワット」(08年)が起用された。米倉はAdoの今作について「パワフルな感じで歴代のドクターXの主題歌の流れを引き継いでいるなと思いました」としている。

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