水木一郎 すぎやまこういちさんを追悼「『君は歌がうまいね』と褒めてくださり、とても励みに」

[ 2021年10月7日 17:30 ]

歌手の水木一郎
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 歌手の水木一郎(73)が7日、自身の公式ツイッターで、9月30日に敗血症性ショックのため90歳で死去した作曲家のすぎやまこういち(本名・椙山浩一)さんを追悼した。

 すぎやまさんが作曲を手掛けた76年のテレビアニメ「マシンハヤブサ」で、水木が主題歌などを歌った。「すぎやまこういち先生の訃報を聞き、残念でなりません。マシンハヤブサのレコーディングで『君は歌がうまいね』と褒めてくださり、とても励みになったのを覚えています」と、激励された思い出を振り返った。

 すぎやまさんがほとんどの楽曲を作った「ドラゴンクエスト」は、7月の東京五輪開会式の入場曲にも使われた。水木は「オリンピックでドラクエのテーマが流れた時も、ゲーム好きなひとりとして嬉しく感じました」とつづり、「心からご冥福をお祈りいたします」と故人をしのんだ。

 すぎやまさんは東京都出身。「ドラクエ」シリーズなどゲーム楽曲のほか、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」やヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」など、数々の大ヒット曲で昭和の音楽史を彩った。中央競馬の東京、中山競馬場の発走ファンファーレなども手掛けた。葬儀は近親者のみで営まれた。

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2021年10月7日のニュース