甘利明幹事長 当選3回・福田達夫氏の総務会長抜てきに「直前に聞きましたから。えーっと思いました」

[ 2021年10月3日 11:11 ]

 自民党幹事長に就任した甘利明税制調査会長が3日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。自民党の党四役などの人事について言及した。

 党四役には、甘利氏のほか、総務会長に衆院当選3回の福田達夫議員(54)を抜てきされ、政調会長には総裁選で争った高市早苗前総務相(60)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71)が務める。

 甘利氏は人事について「甘利が後ろで全部、人事の差配をしてるんじゃないかって、それは絶対にないんですよ。本当は党役員人事って新総裁が直接電話されるんだと思うんですけど、今回、お決めになったのは岸田総裁です。これは間違いないです。総務会長の福田さんは私、直前に聞きましたから。えーっと思いましたから」と言い、「それで『幹事長、悪いけどこれ電話しといて』って渡されて、『私が電話するんですか』って。電話番号知らない人いるよって、それで慌てて調べて私が伝える役として電話しました。決めたのは総裁ですから」と説明した。

 福田氏は、衆院群馬4区選出で当選3回の福田達夫衆院議員(54=細田派)。祖父の故福田赳夫氏、父の康夫氏とも首相経験者。今回の総裁選では、当選3回生以下の派閥横断グループ「党風一新の会」代表世話人として当選回数にこだわらない人材登用などを4候補に訴えていた。

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2021年10月3日のニュース