「おかえりモネ」菅波先生まさかの再会 元ホルン奏者・宮田と6年ぶり 元アリキリ石井正則が再登場

[ 2021年9月21日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第92話。元ホルン奏者・宮田(石井正則・左)と再会した菅波(坂口健太郎)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は21日、第92話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第92話は、家族に電話がつながらず、焦る百音(清原)。すると、菅波は「自分で見て、できることをすればいい」とアドバイス。百音は気仙沼に向かうことを決意。朝岡(西島秀俊)に事情を話し、実家へ…という展開。

 菅波が汐見湯を後にしようとすると、修理に訪れたボイラーの整備士に気づく。「宮田さん」。新人時代に診察を担当した元ホルン奏者・宮田(石井正則)だった。「あ、菅波先生」――。

 宮田「いやぁ、ビックリしましたよ、先生。お久しぶりですね」

 菅波「6年ぶりですか。体の方は…」

 宮田「今のところ再発もなく、5年経ちました」

 菅波「よかった」

 宮田「先生のおかげです」

 菅波「やめてください。それは違う」

 宮田「先生は、私がホルンをやめたことに責任を感じているんですか?先生、私ね、今のこの仕事、凄く好きなんですよ。ボイラーは、そう簡単に取り替えが利くものじゃない。壊れたら、壊れたところを直して長く使う。何だかね、この大きな装置が、自分の体のように思えてね。お客さんから『ありがとう、助かりました』って直接感謝されることもうれしいし。ね?(立ち上がり)でも、先生のこと、ずっと恨んでましたよ。怒りをどこにぶつけていいのか分からなかったし、訴訟だって考えた。先生の責任じゃないってことも分かってるけど」

 菅波「当然です」

 宮田「ただ、命は助けてもらいましたからね。今、私は生きてる。それが大事なんだ」

 宮田の言葉に、菅波も少しは救われたのか。

 石井の朝ドラ出演は2012年前期「梅ちゃん先生」以来、9年ぶり。第65話(8月13日)に登場した。

 「ある人の人生を奪いました」と衝撃告白していた菅波が新人時代、初期研修を終え、助手として初担当した患者が有名楽団のホルン奏者・宮田だった。半年後の演奏会を控え、肺の機能を可能な限り残したいという希望に沿い、幸い早期発見だったこともあり、最小限の手術で根治を目指すことになった。「先生のおかげで助かりました」と何度も感謝された。

 しかし、手術前の検査で気になる所見があり、主治医は化学療法も含めた治療に切り替えるべきか、慎重に判断したい意向。菅波は早急の手術を勧めた。患者は菅波の意見に賛同。だが、病気は進行していた。

 菅波は「その後、彼がプロの演奏家に復帰することはありませんでした。手術の前に化学療法を使っていたら、もっと肺の機能を残せたかもしれない。そうすれば、彼は演奏家として復帰していたかもしれない。あとでご家族から聞きました。彼は本当はとっても迷っていたって。でも、いつも、こう言っていたそうです。『菅波先生が言うんだから、大丈夫だ』って。バカですよ。親身になって言ってくれる先生の言うことだから、信じたい。そんなどうでもいい、くだらない感情を優先して彼は、経験も実績も何もないこの医者の言うことを聞いて、それで人生懸けてきたものを一気に失くした。いや、そもそも僕が反対していたら、彼は今頃また舞台に立っていたかもしれない」と百音に打ち明け、涙。

 百音は思わず、菅波の背中をさする。車いすマラソンの選手・鮫島(菅原小春)が練習中、背中がつった時にしたように。「不思議やなぁ。人の手って『痛いの痛いの飛んでけ』ってホンマに飛んでく気がするのは、何でやろうな。人の手って、ありたがいもんやな」と語る鮫島に、菅波は「手当てって言いますからね。治療の基本なんですよ」。気象予報士の勉強から支えてもらった菅波を、今度は百音が“手当て”した。

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