【今夜9月12日の青天を衝け】第26話 故郷に戻った篤太夫 尾高家の「悲しい出来事」知り衝撃

[ 2021年9月12日 08:00 ]

「青天を衝け」第26話のワンシーン(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)は12日、第26話「篤太夫、再会する」が放送される。

 久々に故郷・血洗島に戻った篤太夫(吉沢)は、千代(橋本愛)、父・市郎右衛門(小林薫)、母・ゑい(和久井映見)らと再会を喜びあうが、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける。その後、昭武(板垣李光人)から預かった書状を届けるため、慶喜(草なぎ剛)が謹慎している駿府に向かう篤太夫。駿府藩の中老・大久保一翁(木場勝己)にパリでの収支を報告し、慶喜との謁見を願い出るが…。

 大河ドラマ60作目。大ヒットした2015年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などを手掛けた大森美香氏(49)が大河脚本に初挑戦するオリジナル作品。主人公は24年度上期に20年ぶりに刷新される新一万円札の顔としても注目され、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一(1840―1931)。約500の企業の育成に関わり、約600もの社会公共事業に貢献。晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれた。

 幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され、挫折を繰り返しながらも、栄一が青天を衝(つ)くかのように高い志を持って未来を切り開く姿を描く。吉沢は大河初出演にして初主演。タイトルは若き栄一が藍玉を売るため信州に旅した時、険しい内山峡で詠んだ漢詩の一節から採った。

 語りは同局の守本奈実アナウンサー(40)、語り部は俳優の北大路欣也(78)。音楽は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」、大河ドラマ「龍馬伝」、連続テレビ小説「カーネーション」などで知られる佐藤直紀氏(51)。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月12日のニュース