山崎育三郎 大河「青天を衝け」で伊藤博文役 「かなり声を張っている」

[ 2021年9月10日 08:30 ]

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で伊藤博文を演じる山崎育三郎(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」で、初代首相となる伊藤博文を演じる俳優の山崎育三郎(35)がオンラインで合同インタビューに応じた。

 昨年のNHK連続テレビ小説「エール」では主人公の親友の歌手役で注目されたが、「大河のスタジオが朝ドラの隣だった。NHKに入った瞬間から親しみがあって、また『エール』が始まるのではないかと思った」と笑いつつ、「現場に入ると、朝ドラとは違う空気感があった。最初のシーンは全て英語ということもあって緊張した」と明かした。

 演じる伊藤博文に関しては「両親に『千円札の伊藤博文』と言われたが、僕は1986年生まれなので見たことがなく、ピンと来ないところからスタートした」と笑顔。その上で「勉強していくと、今まで出会ったことがないような魅力的な人物だった。とても苦労していて、泥臭く、男っぽい。人と人をつなぐフットワークが軽く、難しそうな人の懐に入るのがうまい。彼がいることで話が進む」と魅力を語った。

 演技については「時代的に、舞台で芝居しているくらいのエネルギーが必要だと思うので、かなり声を張っている」と説明。朝ドラでは歌手として歌う場面も多かったが、この大河では「いつ歌う場面が出てくるかと思っているが、今のところない。歌わないんじゃないですか!?」と笑った。

続きを表示

2021年9月10日のニュース