岡田健史“独立裁判”事務所と和解 当初契約通り23年3月まで所属へ

[ 2021年9月1日 05:30 ]

俳優の岡田健史
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 俳優岡田健史(22)が所属事務所「スウィートパワー」からの退所を求めて起こした裁判で、岡田側と事務所側が31日、東京地裁で和解した。当初の契約期間通り、2023年3月31日まで同社のタレントとして活動することで合意。同社はウェブサイトで、契約期限まで「岡田健史」という芸名で引き続き活動することも発表。岡田は「今後もこれまで同様に全力を尽くしたい」とのコメントを出した。

 4月1日に契約解除の仮処分を求める申し立てを裁判所に行い、その中で本名での活動も求めていた。出演作の選び方、寮の決め方、それにかかる費用などを通じ事務所へ不信感を抱いたのが理由とみられる。今回、岡田の主張が通らなかったのは「契約を打ち切るほどの理由が示せなかった」と司法関係者はみる。近年のタレントの独立ラッシュの中で法廷闘争まで至ったのは極めて異例。裁判沙汰になった時点で円満な活動は難しく、岡田は契約終了となる今から1年半後に退所する。

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2021年9月1日のニュース