反町隆史 最長記録に 水谷豊「自然に2人の世界が生まれてきた」 10月スタート「season20」

[ 2021年8月26日 05:31 ]

「相棒 season20」する反町隆史(右)と主演の水谷豊
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 俳優の水谷豊(69)が主演を務めるテレビ朝日「相棒 season20」(水曜後9・00)が10月からスタートすることになった。今シリーズで7年目となる、4代目相棒の反町隆史(47)が、特命係在籍の最長記録を、今後どんどん更新していきそうだ。

 今作7話目で、初代の寺脇康文(59)の出演話数(計124話)を超える見通し。シリーズ誕生から20周年を迎えるメモリアルイヤーで、反町は「7年も同じ役を演じるってなかなかないし、水谷さんの20年という数字はとんでもなく重い。2人の関係性が味になっていると思います」と話した。

 水谷演じる杉下右京は警視庁一の変人と呼ばれ、作中では「特命係の杉下右京は人材の墓場」と評判。初代相棒が来る前は6人が数カ月で辞めていったという設定だった。反町演じる冠城亘は、法務省から出向してきたキャリア官僚。シリーズで初めて警察外部からの相棒であることに加え、右京に「ミスター・デンジャラスと呼んでいいですか?」と聞くなどコミカルな性格。同局関係者も「各相棒それぞれ持ち味がありますが、今までにないキャラクターで人気があります」と話した。

 キャスト同士の関係も良好。撮影の待合室では2人で鼻歌を歌う姿も目撃されており、普段から密なコミュニケーションを取っている。水谷は「一年一年、同じ時間を重ねる中で、自然に2人の世界が生まれてきた。2人で芝居をしていると、ちょっとしたことを面白く感じる瞬間があるんです」と信頼を置く。時間を重ね、より相棒としての絆を深めていく。

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2021年8月26日のニュース