「24時間テレビ」募金リレー第3走者は荒川静香さん 卓球・水谷からのエールに「頑張ります」

[ 2021年8月22日 07:00 ]

「募金リレー」第3走者のフィギュアスケートの荒川静香さん
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 日本テレビ「24時間テレビ44」(21~22日)で、計10人(予定)のランナーがリレー形式で約100キロの距離を走る「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」の第3走者としてフィギュアスケートの荒川静香さん(39)が22日午前6時半頃、2日目のスタートを切った。

 福島県樽葉町にある東日本大震災からの復興の象徴「Jヴィレッジ」で行われる募金リレーでは、1日目に第1走者でメインパーソナリティーの「King&Prince」岸優太(25)、第2走者の東京五輪で卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)がそれぞれ10キロを走破している。

 3人目として登場した荒川さんは「ちょっと緊張して早めに起きてしまいました」と苦笑。前日の水谷の走りについて「さすが現役のアスリート、どんどんペースを上げていって、格好良かったですね」と称賛しつつ、「(走ることは)不慣れなので緊張感は高いですね。(経験は)ないので、あまり自分を知らないというか、走るトレーニングを通じて発見することからの少ない情報から走ることになる」と緊張気味にコメント。スターターとして登場した水谷から「最高の走りを期待しています。絶対完走できます」とエールを送られると、荒川は「ありがとうございます、頑張ります」と力を込めた。

 1歳4カ月から18歳まで宮城県仙台市で過ごした荒川さん。故郷は震災で甚大な被害を受けた。「プロのスケーターとして自分のできることをする」として、被災した子どもたちとアイスショーを作り上げたり、衣装のチャリティーオークションを行ったり、活動を続けている。

 「まだまだ立ち直るにエネルギーを必要な方もいる。やっぱり頑張る姿を通じて、誰かに活力を届けられるなら一番いいので、どこかで誰かの役に立ちたいという思いを持って挑戦するということが私にできることかなと思っています」と思いを語った。

 3人ほか、ラグビーの五郎丸歩さん(35)元サッカー女子日本代表選手でタレントの丸山桂里奈(38)の参加が発表されているが、残り5人の走者は随時発表されていく。

 残りの走者の肩書きとしては東京五輪金メダリスト、元日本代表、ロンドン五輪出場者、世界王者、国民栄誉賞、東京五輪銀メダリスト、元ランナーの順となっている。

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