梅玉&芝翫が抱負を語る 9・2開幕「九月大歌舞伎」

[ 2021年8月22日 05:00 ]

歌舞伎座9月公演「九月大歌舞伎」取材会に出席した中村芝翫(左)と中村梅玉
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 歌舞伎俳優の中村梅玉(75)と中村芝翫(55)が、来月2日に開幕する東京・歌舞伎座の「九月大歌舞伎」の取材会をこのほど行った。

 父の六代目中村歌右衛門さんが得意とした「須磨の写絵」を演じる梅玉は「父はこの作品に強い思い入れを持ち大事にしておりました」と意欲。一方の芝翫は先代の父の当たり役「お江戸みやげ」のお辻を初役で演じる。「父が亡くなって早くも10年。女形をどこまでできるか精いっぱいやらせていただく」と話した。

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