【今夜8月22日の青天を衝け】第25話 篤太夫、成一郎らの“その後”知り…故郷・血洗島へ

[ 2021年8月22日 08:00 ]

「青天を衝け」第25話。渋沢篤太夫(吉沢亮)(C)NHK
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 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)は22日、第25話「篤太夫、帰国する」が放送される。

 帰国した篤太夫(吉沢)は、横浜で杉浦(志尊淳)や福地(犬飼貴丈)らと再会、幕府が薩長に敗れた経緯や、慶喜(草なぎ剛)や幕臣の動向を聞かされる。さらに、恵十郎(波岡一喜)と虎之助(萩原護)から、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)のその後を知らされる。成一郎らは彰義隊を結成するもすぐに分裂、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からくなり、成一郎は函館へ向かったという。頭の中が整理できない中、篤太夫は故郷・血洗島へ戻る。

 大河ドラマ60作目。大ヒットした2015年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などを手掛けた大森美香氏(49)が大河脚本に初挑戦するオリジナル作品。主人公は24年度上期に20年ぶりに刷新される新一万円札の顔としても注目され、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一(1840―1931)。約500の企業の育成に関わり、約600もの社会公共事業に貢献。晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれた。

 幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され、挫折を繰り返しながらも、栄一が青天を衝(つ)くかのように高い志を持って未来を切り開く姿を描く。吉沢は大河初出演にして初主演。タイトルは若き栄一が藍玉を売るため信州に旅した時、険しい内山峡で詠んだ漢詩の一節から採った。

 語りは同局の守本奈実アナウンサー(40)、語り部は俳優の北大路欣也(78)。音楽は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」、大河ドラマ「龍馬伝」、連続テレビ小説「カーネーション」などで知られる佐藤直紀氏(51)。

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