フジロック2年ぶり開幕も…歓声なく静か　観客例年の半分以下に

新潟県湯沢町で開幕した「フジロックフェスティバル」。開演後も観客がまばらだった
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　国内最大級の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」が20日午前、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開幕した。例年、10万人以上が来場するビッグイベントで、2年ぶりの開催。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、観客数を減らし、歓声、飲酒、ハイタッチなどは禁止の厳戒態勢。観客は拍手のみで、会場の音楽関係者は「とにかく静か。別のイベントのよう」と話し、異例の“歓声なきロックフェス”となった。

　夫と高校生の長男と東京から訪れた女性（40）は「感染爆発で前日まで迷ったが、主催者側も対策を徹底するというので来た」と話した。

　観客は22日までの3日間で約4万8000人を予定している。