笑福亭仁智 師匠の仁鶴さんと2日前に会話「2時間、お話をしたばかりなのでびっくりしました」

[ 2021年8月20日 19:43 ]

上方落語協会会長・笑福亭仁智
Photo By スポニチ

 弟子で上方落語協会会長の笑福亭仁智(69)は、師匠の仁鶴さんが亡くなる2日前に会っていたそうで「2時間、いろいろなお話をしたばかりなので、びっくりしました」とガックリ肩を落とした。

 弟子一同が集まる13日の「夏のごあいさつ」には所用で出席できず、15日に師匠の自宅を訪ね、たっぷり話し込んだようで「2人だけでこれだけ長く話したことは記憶にないぐらい」だった。仁鶴さんは落語界のこと、9月に30回目を迎える「彦八まつり」のことについてなど、元気に話していた様子。「1カ月前にお会いした時はしんどそうにしていて心配してましたが、今回は元気そうだったんで」と突然の訃報に驚きを隠せなかった。

 仁智は師匠について「上方落語の存在を全国に知らしめたパイオニアであり、功労者。弟子として少しでもその芸を継承し、功績を顕彰して行きたい」と決意を新たにしながら「まだまだ、相談したいことがあったので、悔しいです。今はゆっくり休んでいただきたいです」と締めくくった。

続きを表示

2021年8月20日のニュース