アンガ田中 小池都知事のパラリンピック現地観戦施策に異議「テレビで観戦するのも勉強になる」

[ 2021年8月20日 13:07 ]

お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志
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 お笑いコンビ「アンガールズ」田中卓志(45)が20日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、24日に開幕する東京パラリンピックで、小池百合子都知事が進める学校連係観戦プログラムに異議を唱えた。

 12会場で実施予定の施策で、都内8つの自治体、23都立学校から13万2000人が参加を希望している。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中の実施に、小池知事は19日、「(オリンピックを)安心、安全な大会としてやりきったことを経験として生かして、パラリンピックに臨んでいきたい。その中で、お子さんが実際にパラリンピアンの努力や姿を見ることは、教育的価値が高いと考えている」と説明している。

 この小池知事の方針に、田中は「お子さんたちがテレビで観戦するのも、僕は勉強になると思う」と、現場で見ることの必要性に疑問符を付けた。

 大会自体は無観客で開催されるが、政府分科会の尾身茂会長は「オリンピック開始の時期、パラリンピック開始の時期を比較すると、今の状況はかなり悪くなっている。観客を入れるというのはどういうことか、考えていただければ当然の結果になる」と警鐘を鳴らしている。田中は尾身氏の言葉を引き合いに出し、「現地に行って万が一、コロナに感染して…。今、子供たちからのコロナの家庭内感染が広がっているじゃないですか?それにつながった場合、どうするの?ということを考えたら、尾身さんが『オリンピックと開催時期が違うんだ』と(言っている)。これを一番、重要視すべきだなのに、『オリンピックの経験を生かして』という言葉で返しているのが、つじつまが合ってないなと思う」と首をかしげた。

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2021年8月20日のニュース