茂木健一郎氏、DaiGoに「抱樸」奥田理事長を紹介した理由 「2人が話したら何かが進むだろうなと」

[ 2021年8月17日 15:54 ]

茂木健一郎氏
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 脳科学者の茂木健一郎氏(58)が17日、自身のYouTubeチャンネルを更新。メンタリストのDaiGo(34)に、ホームレス支援を続けてきた北九州のNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長を紹介した理由について話した。

 DaiGoは13日に、ホームレスや生活保護受給者に対する発言を謝罪。「これで謝罪して活動自粛するのでもいいんですけど、それよりかはちゃんと勉強して、プロの人に聞いてみようかなと思いまして」と、奥田理事長を訪ねる予定を明かし「とにかく正確な知識を現場に行って知ること、そして30年そういう人たちを見てきたプロにちゃんと聞いて勉強するのが重要だなと。ただ謝って、かたちだけで終了するのはよくないと思ったので」と報告していた。

 16日には、奥田理事長が「抱樸」の公式サイトを更新。茂木氏から連絡があったことを明かし「抱樸としては安易に『学び』の場所を提供し事柄を済ませることはしません。徹底的に自己批判していただき、厳しく自らと向かい合ってもらうための対話を重ねたいと考えています」と、DaiGoを受け入れることを表明した。

 この一連の流れに関して、茂木氏は「DaiGoさんのことは大学院の頃から存知上げていて、大切な友人で『どうしたらいいんだろう』」と思っていたところ、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で出会った奥田氏のことが頭に浮かんだという。「奥田さんは牧師さんでもいらして、人の弱さとか、ダメなところとかも全て包摂して温かく包み込んでくれる。厳しさがありながら、そういうことが出来る方なんで。『奥田さんとDaiGoさんが話したら、何かが進むだろうな』と思った」と、説明した。

 「DaiGoさんは大切な友人ですし、今はこういうことになっていますけど、本当に優れた資質を持っていらっしゃって、何よりも学ぶ能力はあると思っていて。いろんなことが深まっていけばいいだろうなと思います」と、話した。

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2021年8月17日のニュース