山崎育三郎 「心を込めて」甲子園での「栄冠は君に輝く」独唱「僕の中で今日『エール』が完結した」

[ 2021年8月10日 15:14 ]

<開会式>「栄冠は君に輝く」を独唱する山崎育三郎(撮影・成瀬 徹)
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 ミュージカル俳優の山崎育三郎(35)が10日、自身のインスタグラムを更新。2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会の開会式で、大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱した思いをつづった。

 「第103回全国高等学校野球選手権大会 開会式、大会歌『栄冠は君に輝く』を独唱させて頂きました」と報告した。

 「今日は、甲子園を見つめながら様々な思いが溢れてきました」とし、「甲子園に憧れ毎日練習に励んだ小学生の頃、ミュージカルの世界で生きていく事を決め野球選手の道を諦めた日のこと、高校球児だった弟のこと、エールで裕一に向かって歌ったこと、コロナの影響で昨年の甲子園に出場出来なかった球児達の想い、目の前にいる甲子園球児達、そして今もまだ続くコロナ禍で戦う全ての方。『栄冠は君に輝く』心を込めて歌わせて頂きました」と記した。

 「僕の中で、今日『エール』が完結した気がします」とも。「このような素晴らしい機会を与えて頂き感謝しています。また一つ、忘れることの出来ない時間となりました。
ありがとうございました」と感謝。「甲子園に出場する球児達を、みんなで応援しましょうね!!」と呼びかけた。

 開会式で、山崎の独唱の様子をバックネット裏から捉えた写真を投稿。「なんと、この写真は憧れの古田敦也さんが撮って送って下さいました」とヤクルトで選手兼任監督を務めた野球評論家の古田敦也氏(55)撮影のお宝写真であることを明かした。

 山崎は昨年放送のNHK連続テレビ小説「エール」に出演。「栄冠…」を作曲した古関裕而さんをモデルに描いた同作で、主人公・裕一(窪田正孝)の幼なじみの佐藤久志役を演じ、作中でも同曲を歌唱していた。

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