小山田圭吾 フジロックへの出演取りやめ、参加バンドは「特別編成」で出演へ

[ 2021年8月6日 20:51 ]

 過去のいじめ行為を巡り、東京五輪・パラリンピック開会式の楽曲担当を辞任したミュージシャン・小山田圭吾(52)が、野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL‘21」(20~22日、新潟・苗場スキー場)への出演を取りやめることが6日、分かった。同イベントの公式サイトが伝えた。

 小山田はソロ活動名義「コーネリアス(CORNELIUS)」と、参加する6人組バンド「METAFIVE」のメンバーとして出演予定だった。サイトは「出演アーティストに関するお知らせ」と題し、「CORNELIUSのFUJI ROCK FESTIVAL‘21の出演はキャンセルとなりました」と発表した。「METAFIVE」については、「FUJI ROCK FESTIVAL‘21に向けた特別編成として、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一(Gr)、白根賢一(Dr)をサポートメンバーに迎えての出演となります」と説明した。取りやめの理由などについて、主催者側は「出演者に関することは、お答えできかねる」としている。

 小山田の辞任後、「METAFIVE」が8月11日に予定していたCDとレコードの発売を中止。バンドが出演していたInterFM897のラジオ番組「METAFM」(毎週日曜夜)は「バンド活動上の都合」による放送終了が発表されている。

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2021年8月6日のニュース