フジ「ナイト・ドクター」野田悠介Pが語る波瑠の起用理由 朝ドラ「あさが来た」との関係は?

[ 2021年7月4日 09:01 ]

フジ「ナイト・ドクター」野田悠介プロデューサー インタビュー(下)

フジテレビ月9ドラマ「ナイト・ドクター」で主演を務める波瑠と共演の田中圭
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 現在放送中のフジテレビ月9ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜後9・00)。5人の若き医師を中心とした夜間救急専門チームの奮闘を描く物語で、主演は同枠初出演の波瑠(30)だ。

 夜の医療現場では強い信念で目の前の患者と真剣に向き合う。そのまなざしは力強く厳しい。太陽が昇るとオフに。少々ズボラな私生活、デートで肉まんをほお張る姿。そこには守ってあげたくなるような可愛らしさもある。プロデューサーを務める野田悠介氏は「コメディーからシリアスまでいろいろな演技の振れ幅を持っている。芯の強さとそれ以外のギャップが作品にぴったりだった」と起用理由を明かした。

 今作では朝が重要な意味を持つ。そのため波瑠がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「あさが来た」をふと思い浮かべる視聴者も少なくない。野田氏は「実はあまり意識したわけではありませんが…。確かに朝の尊さというのは大きなテーマです」と笑った。
 また田中圭(36)、King&Prince岸優太(25)ら5人の若い医師たちも物語の中心。緊張感のある医療シーンのほか、登場人物それぞれの内面も丁寧に描かれている。野田氏は「1話で1人を掘り下げる。ちょうど5人を描いたところで五輪期間に入る。大会前後で違和感のない物語のつながりができる」。

 通常、夏の連続ドラマは7月に初回を迎えるが東京五輪のため今作は異例の6月スタート。大会期間中は2、3週分の放送が空く予定だというが、その対応もばっちりだ。

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2021年7月4日のニュース