吉永小百合「ちょっとセンチメンタル」 「いのちの停車場」チームとの“最後の時間”に

[ 2021年6月30日 14:18 ]

<映画「いのちの停車場」サンクスデーイベント>西田敏行に寄り添い壇上をあとにする吉永小百合(撮影・西尾 大助)
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 女優の吉永小百合(76)らが30日、東京・新宿バルト9で、映画「いのちの停車場」の舞台あいさつを行った。

 冒頭、西田敏行(73)が1人でステージに登場。ギタリストの村治佳織(43)が作曲したエンディングテーマにシンガー・ソングライターの小椋佳(77)が詞をつけた応援歌「いのちの停車場」を生歌唱した。

 吉永は「どうしても、みなさんの前で歌ってほしくて、きょうの会が開催された。録音を聴いたが、生で聴けて良かった」と感激の面持ち。西田も「初めてこの歌を生で歌った。緊張して呼吸困難になった。みなさんの輝く目が見えたので、うれしかった」と喜びを表した。

 松坂桃李(32)と広瀬すず(23)のラーメン店での場面に話が及ぶと、吉永は「あの場面は素晴らしかった。若い頃、浜田光夫さんとああいうシーンをやったことがあった」と笑顔。事前にSNSで寄せられていた「悩んだ時、どう乗り越える?」との質問には「私はとても根明。明日はいいことがあるだろう、とにかく一歩でも前に出よう、と考える」と答えた。

 西田は「映画を支えてきた吉永さんに敬意と感謝をお伝えしたい」と謝意を表明。吉永は最後に「このチームと会うのはきょうが最後。ちょっとセンチメンタルになっている」と感慨無量の表情を見せ、西田と腕を組んでステージを後にした。

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