坂上忍　丸川五輪相のボランティアの接種めぐる発言にあきれ顔「まだ、この人こんなこと言うの？」

坂上忍
Photo By スポニチ

　俳優の坂上忍（54）が30日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演。丸川珠代五輪相の発言に対してコメントした。

　丸川五輪相は29日、定例会見を開き、東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会ボランティア約7万人に新型コロナウイルスワクチンの接種を案内した件について答えた。

　26日の案内発表では接種1回目は30日から、2回目は五輪期間中の7月31日からで、2回目を受けずに大会に臨むことに不安の声も挙がっている。だが、丸川大臣は「そもそもワクチン接種を前提としないで大会準備を進めている。より安心な大会のための接種体制」と指摘。既に選手との距離が近いボランティアなどへの接種は始まっており、「できるだけ早い段階で接種していただきたい」としながらも「まずは1回目（の接種）で一次的に免疫をつけていただきたい。（8月24日開幕の）パラリンピックのボランティアもいる。どの時期に活動するかも見ていただきながら、組織委員会にしっかり頑張っていただきたい」と話した。

　坂上は「僕はちょっとあきれちゃったんだけど」と語り、丸川五輪相の「そもそもワクチン接種を前提としないで大会準備を進めている。より安心な大会のための接種体制」という発言に対して、「まだ、この人こんなこと言うの？」とあきれ顔。「そもそも菅総理はワクチンとオリンピック、パラリンピックはセットにしてたんですよ。それが無理だってなって、切り離したんですよ。切り離したんだけど、ここはもうやるぞってなった時に、ワクチン接種を急激にスピードアップさせたわけじゃないですか。決して、それは悪いことじゃないですよ。でも、これをこの状況で大臣が言うの？」と指摘した。