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小芝風花 特撮ドラマ「ガンディーン」ヒロイン 「いろんな感情を届けたい」

[ 2021年6月24日 08:45 ]

特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」でヒロイン・深井京を演じる小芝風花(C)NHK
Photo By 提供写真

 【牧 元一の孤人焦点】女優の小芝風花(24)が26日にスタートするNHK特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」(土曜後6・05、全3話)でヒロインを務める。

 パラスポーツと本格特撮が合体した作品。小芝が演じる深井京は、車いす陸上アスリートを目指す高校生で「ガンディーン」に変身する主人公・森宮大志(奥野壮)を、パラ陸上コーチとして支える。

 小芝は「京はいちばん視聴者に感覚が近いと思います。最後まで『怪獣?宇宙?何それ?』という感じです。京に寄り添っていただき、楽しんでいただけたら、うれしいです」と話す。

 京は元陸上選手。自身は小学3年から中学2年までフィギュアスケートにいそしみ、2011年に全日本フィギュアスケートノービス選手権大会のアイスダンスで優勝している。

 「フィギュアの経験が役に立ちました。ライバルがいる中で上を目指していく、負けず嫌いの京の気持ちが分かります。私はコーチの厳しさも直に受けて来たので、ふだん優しいコーチが練習になると凄く厳しくなる感覚も身に染みて分かっています」

 大志を指導する場面は、演技を任された部分があったため、ストップウオッチを見ながら残り秒数を大志に伝えるなどの芝居を自ら加えた。

 「指導の場面は、立派な選手にしたいという思いから厳しめに演じました。愛情を持った厳しさです」

 本格的な特撮に出演するのは初めて。19年のNHKのドラマ「トクサツガガガ」では特撮オタクの主人公を演じたが、今回は自分も実際に怪獣と相対する。

 「怪獣がどのくらいの大きさなのか、どのくらいの勢いなのか、全て想像しながら演じたので難しかったです。怪獣に尻尾で巻き取られるシーンがあるのですが、あとで尻尾と合成するため、私がジャンプするところだけを何度も撮って、凄くシュールな感じでした。私も視聴者の1人として完成した作品を早く見たいです」

 奥野との共演は、20年の主演ドラマ「書類を男にしただけで」以来、2度目。奥野に特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」に主演した経験があることから、特撮に臨む心得を事前に尋ねた。

 「『とにかく想像力!』という感じでした。特撮のお芝居は独特なので不安もありましたが、奥野さんが自然な感じで役作りをしていたので、私も特撮ということを気にしすぎずに臨みました。一緒に演じていて、奥野さんは目力があり、まなざしが真剣で、やはりヒーローだ!と感じました」

 7月には主演ドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)もスタートする。芸能生活10年目にして、女優として花開いた印象が強い。

 「この10年、悩まない日がないくらいでした。出たいと思う作品に出られなかったり、個性をどう出せばいいか考えたり…。でも、悔しさもバネにすることができました。少しずつ経験を積ませてもらったことが、今の作品に生きています。頑張ってきて良かった。これからも頑張ろうと思います」

 その前向きな言葉は、自ら決めたことをやり抜こうとするヒロインの京と重なる。

 「私はお芝居が好きです。いつも応援してくださるみなさんに、お芝居を通していろんな感情を届けたいと思っています」

 ヒロインの熱い思いも、このドラマの見どころのひとつだ。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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