nodoka「セールスポイントは声」変幻自在な歌唱法

[ 2021年6月16日 05:30 ]

ザ・ファーストテイクオーディション デビューは君だ!!(12)

セミファイナリストに選ばれたnodoka
Photo By 提供写真

 情念のこもった歌い方で異彩を放っているのはnodoka(22)。♪ただ、あなたに会いたいだけ…と、コロナ禍で愛する人に会えない悲痛な心の叫びを描いた自作曲を歌っている。

 「セールスポイントは声です。声、作る歌、込める思いは誰にも負けたくないです」

 今にも消え入りそうなかすれ声で聴き手を引きつける一方、力強い歌声や裏声、音程を急に上げる「しゃくり」などを駆使。動画のコメント欄には外国語の書き込みが多く、豊かな表現力は海外の視聴者にも人気だ。

 中学生の時に音声合成技術のボーカロイドに出合い、音楽を志した。自身の思いや体験談をもとに自作した歌をYouTubeに投稿して活動中。自作曲は20曲以上あり「THE FIRST TAKEの動画は以前から視聴していて“一発撮り”のパフォーマンスにいつも感動していました。そんな中でこのオーディションを知って、自分の音楽がどこまで通用するのか、知りたくなって応募しました。勇気を出して挑戦して良かったと思います」と話す。

 憧れのアーティストはAimer。「私の歌を聴いてくれた誰かの心の支えになるような、寄り添えるような歌を歌えるアーティストになりたいです」。デビューを勝ち獲り、世界中に歌声を届ける。

 ◇nodoka(のどか)1999年(平11)生まれ、北海道出身の22歳。アニメ、漫画好きでインドア派。好物は寿司で、好きなネタはサーモンとマグロ。1メートル59。

 nodokaの歌唱動画→https://www.youtube.com/watch?v=OUbfuPFVZnY

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