マッチ レース監督として“現場復帰”半年ぶり公の場で語る「もう少し頼られる先輩でいたかった」

[ 2021年5月17日 05:30 ]

レーシングチームの監督を務める近藤真彦(撮影・岸 良祐)
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 先月30日にジャニーズ事務所を退所した歌手の近藤真彦(56)が16日、大分県日田市のオートポリスで行われたカーレース「スーパーフォーミュラ」の決勝に、自身のレーシングチーム「KONDO Racing」の監督として参加した。約半年ぶりの公の場。この日午前には会場に近い熊本空港に降り立ち、自身の独立について初めて報道陣に口を開いた。

 空港から出てきた近藤は、記者からの質問に言葉を選びながら回答。自身の退所を巡り事務所の後輩、東山紀之(54)から「退所のコメントが凄く薄っぺらい」などと厳しい声を投げかけられたことに「本当に出来の悪い長男でした。もう少し後輩にも頼られるような先輩でいたかった」と話した。ファンに対しては「申し訳ない。ファンの方が笑顔になれるような活動をできるよう準備をしていく。一から出直す気持ちで頑張ります。また応援お願いします」と呼び掛けた。

 昨年11月、年下女性との不倫が発覚したことを機に活動を自粛。それから約半年。この日がレース業の復帰となった。芸能活動については「今は準備段階で、焦らず徐々に少しずつできれば」とし「ファンの皆さんの前で歌を歌い、コンサートができれば」と思い描いた。

 レース終了後、午後9時半すぎ羽田空港に帰京。スポニチ本紙の取材に「天候が良くなくて、いいレースができませんでした」と残念がった。その後「ファンです。サイン下さい」と5、6人の若い男性に囲まれ、笑顔でペンを走らせ、ツーショット撮影にも笑顔で応じたマッチ。新たな一歩を踏み出した。

 《ゴクミ&アレジ氏長男が初V》レースは荒天と濃霧のため、全42周中14周目で終了となった。「KONDO Racing」は山下健太(25)が11位で、中山雄一(29)が15位。女優・後藤久美子(47)と元F1ドライバー、ジャン・アレジ氏(56)の長男、ジュリアーノ・アレジ(21)=Kuo VANTELIN TEAM TOM’S=が初優勝を飾った。

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