石田純一、ゆたぼんの“中学校不登校宣言”を支持「全く悪くない」「ただ1つだけ違うと思ったのは」

[ 2021年5月16日 16:25 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が14日に自身のユーチューブチャンネルを更新。「少年革命家」を名乗るユーチューバーのゆたぼん(12)が、中学校への“登校拒否”を表明したことを支持した。

 事の発端は、4月7日にゆたぼんがユーチューブに投稿した「俺は中学校に行く気はありませーん!」と宣言した動画。小学校3年生のときに「周りの子どもたちがロボットに見えて、その時の先生に暴力を振るわれて、さらにその先生は『やってない!』ってウソをついたので不登校になった」といい「俺は中学校には行かへんけど、これからもいろんな人に会っていろんなことを学んで、いろんなことに挑戦していこうと思ってる。人の行く裏に道あり花の山。挑戦して失敗しても死ぬこと以外かすり傷や!だからみんなもやりたいことを全力でやって自由に楽しく過ごそうぜ!」と主張した。

 賛否両論を巻き起こした、このゆたぼんの発言。一連の動画を見た石田は「うわぁすごい。言ってる通りやねんな」とうなずく。スタッフから「学校に行かないと、大事な時期にコミュニケーションを学べないのでは?」という問いかけがあると、石田は「これは、ゆたぼんも言ってるけど、それは学校に行かなきゃできないのかっていうことですよね。お友達はどこでも出来るじゃないですか、学校に限ることはないなと思いますね」と答えた。

 「もし、石田さんのお子さんが同じことを言ってきたら?」という質問には「良いんじゃないっていう感じですね。『行くデメリット』とか『行かないデメリット』、色んなことを説明して、自分の考えは言うけれども強制はしないですね。俺はしないけど、母親(東尾理子)は『絶対行け』って言うでしょうね。考え方が色々あって良いんじゃないないかな。だから、そういうチャンスをあげる。(教育の)義務とか権利は確かにあるし、そういう話はしてもいいけど、自分の場合は子どもに場所を提供する。それを拒否するか違う道に行きたいかっていうのは彼らが決めたらいい」と話した。

 石田の長男はフリースクールに通っていたそうで「『中学校行きなくない』って言ったのでね。それを批判されても、当人が『行きたい』と。ただ、オーストラリアだったので法律的なことはわからない。でも、『学校行きたくない。フリースクールに行きたい』ってことで行かせましたけどね」と、自身の子育ての方針についても明かした。

 ゆたぼんに対する否定的なコメントを見て「そういう考え方もあるのは理解できますよね、心配するのはね。ゆたぼんは13万人のフォロワーがいて、影響力あるから言っちゃいけないとか、それはないと思うんだよね。僕はゆたぼんの潔さというか、そっちの方が好きだし、ゆたぼんは悪いかっていうと、俺は全く悪くないと思う」とフォローした。最後に「ただ1つだけ、この子というか、動画を見て違ってるって思うのは(ゆたぼんが)『凄い人』になるって言ってたけど、すでに凄い子です。本当に大したもんだと思う」と太鼓判を押した。

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2021年5月16日のニュース