安住アナ 五輪開催と中止の2パターンのスケジュールを用意「水を差してしまうことのないよう」

[ 2021年5月16日 16:16 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBS安住紳一郎アナウンサー(47)が16日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。東京五輪・パラリンピックについて、自身は開催された場合と中止になった場合の2パターンのスケジュールを準備していることを打ち明けた。

 安住アナは「テレビ局の人たちは何が何でも、開催の方にもっていこうとしているとよく言われます。メディアへの不信は強いですね」と現状を分析。世間の風当たりは強いようで、批判の声がTBS五輪キャスターを務める安住アナ自身にも届いているという。批判の声に対して、「テレビ局の人たちを一本やりで開催のことしか考えていないっておっしゃるんですけど、本当にそれは誤解です。少なくとも自分の周りの人間で、社会のシステムを壊してまでも、無理してまでも開催するというような人はいません。私もそうです」と胸の内を明かした。

 さらに「私自身のスケジュールも開催と中止の両方のパターンで2カ月くらい前から入ってます。どっちになってもいいような準備になってます」と明かし、「やるとなった時に準備ができてなくて、大会に水を差してしまうことのないように準備だけはやっておきましょうという状況です」とした。

 また、「中止の決断を唯一出来るのはIOCという主催者で、東京都は開催権の返上という形で実質上の中止にすることは可能だと思いますけど、(開催については)日本政府、東京都、IOCが決断できることだと思います」と説明した。

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2021年5月16日のニュース