清原和博氏「本当のリアルは後遺症が…」薬物後遺症の恐ろしさ語る ファンからの応援が「何よりも薬」

[ 2021年5月15日 22:10 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(53)が15日、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」を更新し、薬物後遺症の恐ろしさを語った。

 清原氏は「最近ちょっと薬物の後遺症に苦しんでまして」と神妙な顔つきで切り出した。YouTube上では元気な姿で振舞っているが「本当のリアルは後遺症がひどくて」とし「まずは緊張したら手の震えが止まらない、耳鳴りがずっとしてる、眠れない、うつ病を患って5年になります」と苦しみを吐露。

 それでもファンからの手紙や応援コメントに「僕にとっては何よりも薬」と励まされている。だが「覚醒剤はとんでもない怪物。5年経ってまだなお、僕を襲い続ける」と薬物の怖さを語った。「もし、これを見てる方で覚醒剤を使用されてる方に、僕は今すぐやめてくれとは言いません。その方たちを理解できます。必ず最後の1回と思ってやってると思います。だから本当に最後の1回にしてもらいたい」と訴えかけた。

 また「僕は覚醒剤という怪物のことを勉強したので負けたくない」と強く決意しているが「でも今度は(薬物に)耐える心が破壊されていく」と精神的な辛さも口にした。現在でも「次の日の朝が来るのが怖い。また新しい1日が始まると思ったら眠れない」と睡眠薬を服用しても寝付けない。また目が覚めても「ソファに座って呆然として動けない」と準備に3時間以上かかってしまうという。気持ちを奮い立たせるために「リビングのテーブルも息子の写真だらけ。家中、息子の写真が見えるようになっている」と明かした。

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2021年5月15日のニュース