舘ひろし、千葉工大を卒業していた！　テレビ番組で東大王と対決か？

舘ひろし
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　俳優の舘ひろし（71）が、1970年に入学し、中退していた千葉工大を48年越しに卒業していたことが分かった。15日、同大のウェブサイトに掲載された学報で発表された。3月22日に卒業証書の授与式が行われ、緊張した面持ちで卒業証書を受け取る舘の写真が掲載されている。

　千葉工大といえば、いまはロボット開発やバイオテクノロジーなど最先端の技術が学べる人気の大学。昨年12月には、同大惑星探査研究センターが観測機器のほぼすべての開発に参加した小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に無事帰還するなど、輝かしい実績を残している。就職率も98・6％（20年3月卒）で、全国平均の89・5％（厚労省などの調べ、今年2月1日現在）を大幅に上回っている。

　舘の今回の卒業は、同大の「特別卒業認定制度」に基づいたもので、「3年以上在籍した者」「卒業に必要な単位中100単位以上を取得している者」「学長の推薦がある者、社会的貢献に顕著である者」の資格を満たした人が対象。当初は、大学側の売名行為かなどとの臆測もあったが、確立された制度の下での卒業であることが分かるとネット上では「ちゃんとした大学」などと好印象のコメント。イメージアップにもつながった。

　名俳優に加え“高学歴”の肩書を持った舘のもとに、今後クイズ番組などのオファーが殺到する可能性もある。バラエティーでは、東大生ら有名大学出身タレントの対決クイズ番組が人気。テレビ制作関係者は「実力派の千葉工大を卒業した舘さんには、ぜひ番組に来てほしい。番組に箔（はく）が付きますし、盛り上がると思います」と話す。「舘ひろしVS東大王」の構図が見られる日も近いかもしれない。