東野幸治「炎上しちゃいました!」 “さざ波”フォローツイートの真意説明

[ 2021年5月15日 14:02 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 お笑いタレントの東野幸治(53)が14日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。“さざ波”発言で物議を醸した内閣官房参与で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授をフォローして炎上したツイートの真意を明かした。

 この日は高橋氏が急きょゲスト出演。オープニングから「あたたたたた、炎上しちゃいました!」と東野。高橋氏の紹介とゲスト出演にお礼をしつつ「アンタのせいやわ」と不満をぶつけた。

 東野と高橋氏はこの1年、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)で共演。高橋氏は9日に「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイートし、物議をかもした。「正義のミカタ」で以前から元厚労省医系技官の木村盛世氏が世界のコロナ患者数に比べ、日本の現状を“さざ波”と表現していたこともあり、高橋氏を心配してフォローのツイートをした東野も大炎上する展開となった。

 東野は「僕も50歳までは、血も涙もない人間ですから、共演者がどうなっても別に知らんしなって思ってた。やっぱり50歳過ぎると、人を心配する気持ち?『大丈夫なん?』って(思って)」と高橋氏の炎上ぶりを心配したといい、「木村盛世先生も“さざ波”って言うてたし、高橋先生の『五輪中止とか言うと笑笑』って言うのは、海外から笑われるって意味やけど、そういうふうにとってもらわれへんなぁって思って、フォローじゃないけど、なんかした方がええなって」とツイートした理由を説明した。

 最初は「次はさざ波問題か。コレ以前から言ってたことなのになぁ。さざ波なのにひっ迫してるのが問題ですって」とだけツイートしようと思ったが、「これだけじゃあんまり面白くない、ウィットに富んでないなって。気の利いたことを書いて、高橋先生とか盛世先生が見たらクスッと笑うことを書きたいなって思って。『T先生が叩かれていて、ZやNHKやマスゴミの人達は喜んでるだろうなぁ』ってつぶやいたんです」と言葉を追加したという。

 ツイート後はゲームに興じていたという東野だが、チーフマネジャーから「余計なことなんですけど、東野さん。ツイッターが誰かに、何者かに乗っ取られております。なぜか政治的な発言が載ってます」とメールが。思わぬ反応に「『いやいや、俺、俺』と。『俺がつぶやいてん』ってなって、どうなんやろうって思って開けたら、大炎上。スマホがチンチンになってました。真っ赤っ赤、『あつ、あつ』って言うて」と笑った。

 そもそも、「正義のミカタ」は関西ローカルの番組で、関西の人には高橋氏のキャラクターも分かるが、関西以外の人からすると「コイツ、何言ってんだ?」となったといい、東野は「(ツイートを)削除しようと思ったけど、削除するのも遅いし。逃げてるみたいやし。『ちゃうねん、ちゃうねん』とか、ああだこうだって言うても面倒臭いから『ホンモノラジオ』まで黙っとこうって思った」と話した。

 ツイートで書いたZ、NHK、マスゴミという文言に関しては高橋氏がよく使う言葉を引用したもので「イヤミのように書いた」「ウケるかなと思って書いた」つもりだったというが、「ようよう考えたんですよ。俺ね、NHKでレギュラーやってるんですよ。『終わりや』って思って」と肩を落とした。

 今回のツイートに関して、コメントなどで「『結局、東野幸治はネトウヨだ』ってなって。先生のフォローしよう思ったら、俺、ネトウヨになってるんですよ」とボヤキ。高橋氏が「お気の毒さま」と返すと、東野は「お気の毒さまやないよ、本当に!」と不満をぶつけた。

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2021年5月15日のニュース