石井亮次アナ「棺桶のふたが閉まるまでしゃべり続けたい」 ネットの反応で勉強も

[ 2021年4月20日 11:01 ]

石井亮次アナ・インタビュー(下)

石井亮次アナウンサー
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 今春から関西エリアでの放送が始まったTBS系の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)。MCを務める石井亮次(44)は、大阪府東大阪市生まれの関西人。故郷でも流れ始めた番組への思いや今後の夢などを聞いた。

 ネットの反応は一言一句逃さず見て「なるほど」と思いながら勉強してます。CM中もエゴサーチしてます(笑い)。「1・5倍のテンポでしゃべれ」「ゴゴスマはピアノに例えると、ずっとドの音だけでメロディーになっていない」など厳しい声も多い。僕のしゃべりのテンポが関西弁ではなくなっているのかな。

 ゴゴスマはラジオを意識してやってるんです。視聴者の皆さんが聞いてるだけでも分かるよう、ゆっくりと丁寧に。その辺が回りくどく聞こえるのかもしれない。

 最近、人を傷つけない「優しいお笑い」がトレンドと言われてるじゃないですか。アナウンサーに大切なのは「易しい」ことだと思ってます。易しい言葉で丁寧に伝えることが「優しい」に転じるんだと気付きました。関西の方になじんでもらえるまで時間がかかるかもしれませんが、じんわりじんわりといきたいですね。

 今後挑戦してみたいのはラジオです。おしゃべり一本で勝負できて、聞いている方との距離も近い。アシスタントをやったことはあるんですけど、メインの経験はないんです。ラジオは番組が始まって2分で(話し手の実力が)ばれるし人間性も分かる。怖いけど、やってみたいですね。

 テレビではトーク番組をやってみたい。ゴゴスマでも役者さんと話す機会があるんですけど、それが楽しい。先日、東山(紀之)さん、河合(郁人)くんとのトーク企画があって、東山さんから「石井君(テレビで)見てますよ」と言われたのがうれしくて(笑い)。その言葉に乗せられて、いろいろと聞いてみたいという気持ちになったのでトーク番組の素養があるかもしれない。

 夢は死ぬまでトークする場、アナウンサーの仕事をする場を持ち続けること。しゃべるのが本当に大好きで、仕事がつらいと思ったことが一度もないんです。棺桶のふたが閉まるまでしゃべり続けることができれば本望です!

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