石井亮次アナ“地元凱旋”に「泣きました」 毎日放送のアナ試験には2度落選「愛が強すぎた」

[ 2021年4月20日 11:00 ]

石井亮次アナ・インタビュー(上)

「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」の司会を務める石井亮次アナウンサー(C)CBC
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 TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)の関西エリアでの放送が今春から始まった。2013年に愛知エリアのローカル番組としてスタートしてから8年。MCを務めるフリーアナウンサーの石井亮次(44)は、大阪府東大阪市生まれの関西人とあって“地元凱旋”を大いに喜んでいる。

 僕は東大阪市出身で(関西エリアをカバーする)毎日放送は就活浪人時代も含めて2度のアナウンサー試験に落ちてる。就活で落ちた原因は恐らく毎日放送への愛が強すぎたから(笑い)。やっと両思いになれた感じで、関西進出が決まった時はただただうれしかったですね。「やったー!」と言って泣きました。

 放送初日(3月15日)は自分でもびっくりするくらい緊張しました。2000回近く放送してきたのに、緊張がいつもの5倍くらい。43歳(当時)にもなってこんなに緊張できる場があってうれしかったし、これが故郷に映るありがたさかと思いました。

 実は(関西エリアでの放送前に)関西になじむためにはどうすればいいか(共演者の)ナジャ・グランディーバさんたちとラジオで相談していたんですよ。その中で週に1、2回、関西弁で突っ込めばと言われていた。だから番組冒頭で、用意していた映像がなかなか出なかったときに「ここや」と思って「出ぇへんのかい!」と突っ込んだ。前もって言ってやろうと準備していたわけではないんです(笑い)

 (最初の週の)5日間が終わってディレクターには「なんでそんなに真面目になったんですか?」と言われました。気付かないうちにちょっと真面目になっていた。

 普通は逆でしょ?関西で映るんやから、積極的にボケると自分でも思っていた。なんでやろうと改めて考えてみると、関西では誰も僕のことを知りませんから、ふざけるのではなく「ちゃんとやろう」という意識になったのかな。

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