【明日4月13日のおちょやん】第92話 新喜劇に加わるか悩む一平、その折、万太郎一座の状況を知り…

[ 2021年4月12日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第92話。天海家・表にて。一平と話しをする千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第92話が放送される。

 道頓堀喜劇の復活のため、新しい劇団・鶴亀新喜劇を一平(成田凌)に託すという大山社長(中村鴈治郎)の決意。目の当たりにした千代(杉咲)は、悩む一平をよそに、活気ある道頓堀を取り戻すという思いを強くする。一方、万太郎一座には大変なことが起こっていた。万太郎(板尾創路)はあることが原因で、舞台にもう立てない状態だった。1日限りの最後の舞台。執念の芝居を繰り広げる万太郎。隣には千之助(星田英利)の姿があった。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(50)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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