橋下徹氏 ワクチン接種体制整備に私見「歯医者さんで『やってもいいよ』という人には力を借りても」

[ 2021年4月10日 14:11 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が10日、読売テレビの「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。東京五輪開催のカギにワクチンの普及率を上げ、接種体制の整備について持論を展開した。

 橋下氏は東京五輪を開催するかどうかについて「ワクチンの普及率は大きな目安になると思うんです。ワクチンが普及していったら、新型コロナはインフルエンザみたいになるわけですから。ワクチンと薬も重要なんですが、まず第一段階はワクチンで」と力説した。

 また、日本でのワクチン接種の課題として、接種する医師や看護婦らの確保が挙げられていることについて、「医学生は海外はみな打たせているんですよ。アメリカの州では薬局でも。それから歯医者さん。日本は全部これ禁止なんです」と説明した。さらに「1949年の通知で歯医者さんが打てる注射は口の中だけですよって決まってて、その通知でずっと来てるんです。世の中変わってきてるんで。こんな緊急事態なんでね、強制はできないですけど、歯医者さんで『やってもいいよ』って言う人には力を借りてもいいんじゃないかなと思うんですが」と訴えた。

 「もちろん医師の監督のもととか、いろんな条件はあるんでしょうけど」としたうえで、「少なくても注射はできる人たちなんで」と繰り返した。「歯医者さんも仕事を割いてやってくれるわけだし、そりゃお給料を出さないといけない」とも付け加えた。

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2021年4月10日のニュース