東京五輪演出問題 カズレーザー、渡辺直美コメントに「巻き込み事故…最大限の大人の対応」

[ 2021年3月19日 11:06 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(36)が19日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、女性タレント渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出プランを提案していた問題について言及した。

 渡辺は容姿を侮辱したとして問題となった部分については「体が大きいと言われることも事実ですし、見た目を揶揄(やゆ)されることも重々承知の上でお仕事をさせていただいております」とした上で「私自身はこの体形で幸せです」と個性を生かしたパフォーマンスで絶大な支持を得てきた自負があることを強調している。

 カズレーザーは渡辺のコメントに対し「最大限大人の対応と言うか。渡辺さんは自分の容姿、ふくよかな体形で笑いをとってきたし感動も与えてきた。それを自覚してらっしゃるので、この件について何とも思ってないはずなんですよ。全く興味もない」と話した。

 続けて「でも『何とも思ってない』と言うと、『なぜ何とも思わないんだ』って批判の対象になるから、何かコメントを出さざるを得ないんでこういう大人の文章を出したと思うんですよ」と強調。「知らない人たちのライングループで自分の容姿をいじられたことに対してコメント出すって意味わかんない話じゃないですか。何にも関係ない。巻き込み事故で巻き込まれた人がなんでなんかやんなきゃなんないんだって話で。本当に大人の対応だと思いますよ。本当に興味ないはずです」と力説した。

 また「こういう差別的な発言はもちろん出しちゃダメなんですけど」と前置きしながらも、「本当にブレストの場だとしたらこういう発言って、熱くなって出るのは確かにあるんです。海外では批判があるって言うんですけど、海外のクリエイティブな現場のブレストの音声とか文書を公開したらもっと汚い発言はメチャクチャ入っているんで、ここだけ切り取って出されているというのは不平等な感じはしますね」と同情した。 

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2021年3月19日のニュース