橋下徹氏 21日期限の緊急事態宣言「解除すべき」理由

[ 2021年3月17日 14:24 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。首都圏1都3県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言について言及した。

 政府は17日に緊急事態宣言を巡り、21日の期限通りに解除する方向で最終調整に入った。菅義偉首相は同日夕、西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と詰めの協議をする。政府内では4都県で病床使用率などがおおむね落ち着きつつあり、宣言解除に踏み切るべきだとの声が強まっている。

 橋下氏は「僕は解除すべきだとおもってます」とし、その理由を「緊急事態宣言が出ていることによって政治家もやった気分になっているし、国民もそれでいいのかなってずっと思ってしまっている。緊急事態宣言だけは出ているけど、中身がないんですよ。何やってたのっていうと以前と変わらないわけです。それだったら僕は緊急事態宣言なんてものをまず取っ払ってしまって、取っ払ってしまうと何かやらなきゃいけないよねって思考が変わるから」と説明。

 そして「そこでまん延防止等重点措置とかを使って飲食店に対する制限をもっと厳しくするのか、医療態勢の強化をある意味強制的にやるのか。緊急事態宣言というものがあるとそれで安心してしまう感がある。取っ払った方が具体的な策として効果的なものが出てくるんじゃないかなという意味で、僕はもう延長というものはやるべきではないと思っている」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2021年3月17日のニュース