古市憲寿氏 21日期限の緊急事態宣言に「政局の材料になっててどうかなと思う」

[ 2021年3月17日 09:33 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が17日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。首都圏1都3県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言について言及した。

 菅義偉首相は16日に西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と詰めの協議を行った。病床使用率が改善傾向にあり、政府内では21日の期限で解除すべきだとの意見が強まっている。ただ首相は専門家の意見も踏まえ、慎重に検討を進める構え。17日も関係閣僚と協議した上で判断し、18日の対策本部で正式決定する。

 古市氏は「緊急事態宣言が結局、本当にデータを見て判断するものじゃなくて、あくまで政治の材料になっているなと感じますよね。知事たちも自分に有利に運びたいし当然、国会議員側も宣言をどう使うかっていうことで、政局の材料になっててどうかなと思う」と自身の考えを述べた。

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2021年3月17日のニュース