東国原英夫 “7万円接待”広報官について言及「辞任させると総務省の幹部はやめさせなくていいのかと」

[ 2021年2月25日 15:24 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が25日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。菅義偉首相の長男正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」側から7万円超の会食接待を受けた山田真貴子内閣広報官が衆院予算委員会に出席したことに言及した。

 山田氏は、高額接待を受けたことを「総務省在職中の違反行為で公務員の信用を損なうことになり、深く反省している。申し訳ありませんでした」と陳謝。一方で「職務を続けていく中で改めて反省し、できる限り自らを改善していきたい」として内閣広報官を続ける意向を示した。また、会食で働き掛けはなかったとし、他の事業者とはルールに基づいた会食はあったと認めた。加藤勝信官房長官は記者会見で、山田氏が申し出た給与の自主返納額は70万5000円と明らかにした。

 東国原は「山田広報官を辞任させると総務省の幹部はやめさせなくていいのかと。政府の人間と官僚と立場は違うんですけど、やったことは同じ。片や辞任で片や辞任しないのか、あるいは総務省側を処分して、こちらは処分しないのかっていうバランス感覚の中で国民の理解を得られないというのが1つある。ですからやめさせることができなかったことでしょうね」と自らの見解を述べた。

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2021年2月25日のニュース