深沢真紀氏 非公開の森会長後任候補者検討委員会に「事後、きちんと議事録のすべてを明らかに」

[ 2021年2月15日 09:43 ]

フジテレビ社屋
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 獨協大学特任教授でコラムニストの深沢真紀氏が15日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の混迷する会長交代劇について言及した。

 組織委は13日の理事会と評議員会の合同懇談会で、女性蔑視発言で引責辞任を表明した森喜朗会長(83)の後任選定の「候補者検討委員会」設置を決定。選任にはより透明性の高い手続きを取る必要があるとし、委員長には御手洗冨士夫名誉会長(85)が就任。会長は理事会に選定する権限があり、理事会の決議で決められる。会見した武藤敏郎事務総長(77)によると、委員数は10人未満で男女同数程度、アスリートを中心に政府や国際オリンピック委員会(IOC)の関係者にも入ってもらうとしている。

 深沢氏は、非公開の候補者検討委員会について「オープンにならないのはしようがないのかも知れないですけど、事後についてはきちんと議事録のすべてを明らかに、つまりは公開が前提であると。今はちょっと内緒であるけれども今後はちゃんと透明性があるよということを、あと事前にどういうような働きかけがあったかも含めてすべて明らかにしてほしい」と自身の考えを述べた。この日、番組に出演した組織委理事のヨーコ・ゼッターランド氏(51)は、深沢氏の意見をうなずきながら聞いていた。

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2021年2月15日のニュース