【明日2月3日のおちょやん】第43話 千代、千之助に新一座への参加依頼 出された無茶な条件とは

[ 2021年2月2日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第43話。鶴亀座にて。ある人の登場に驚く千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第43話が放送される。

 千代(杉咲)は千之助(星田英利)の元を訪ね、新しい一座に参加するよう頼むが、千之助から「自分を笑かしたら、一座に加わる」と無茶な条件を出される。一方、一平は旧天海一座の天晴を訪ね、説得するもうまくいかない。さらに鶴亀の大山社長(中村鴈治郎)が「一座の初公演が失敗したら即解散し、二度と道頓堀を歩かせない」と追い打ちをかける。そんな中、一平の脚本を読んだ天晴が戻った。次は徳利の説得だと勢いづくが…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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