橋下徹氏 緊急事態宣言延長に反対なしも「宣言が出ているかより、どんなブレーキを踏むのかが重要」

[ 2021年2月1日 16:47 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が1日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にリモート出演し、緊急事態宣言の延長について私見を語った。

 「緊急事態宣言の延長には反対ではない」としつつも、「今の日本の法律では、緊急事態宣言というのがあんまり意味がないんですよ」ともコメント。「本当は(緊急事態宣言を)出さなきゃいけないんですよ?出さなくても、時短要請とかいろんなことを、法律の根拠なくお上がどんどん言ってくる」と理由を説明した。

 その上で、必要なのは時短営業要請の内容などだという。「緊急事態宣言が出ているかどうかというより、どんなブレーキを踏むのか、どういうふうなことで我々の社会経済活動を抑制するのかというところが重要」と指摘した。

 今回の緊急事態宣言は、飲食店への時短要請が軸になっており、発令当初は内容の緩さに不安の声もあった。橋下氏は「現実を見て下さい。午後8時以降の時短要請ということで、一定の効果が出ている。ブレーキをどこまで踏んだらいいのか、本当はもっと厳密に検証しなければいけない」とコメント。前例として最適だった昨年の緊急事態宣言について、「効果を専門家が検証していないんですよ」と疑問を口にした。

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2021年2月1日のニュース