吉沢亮主演NHK大河ドラマ「青天を衝け」新キャストに西郷隆盛役・博多華丸ら 渡辺徹は21年ぶり出演

[ 2021年1月26日 14:01 ]

お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(C)NHK
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 俳優の吉沢亮(26)が主演を務める2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(2月14日スタート、日曜後8・00)の新キャストが26日、同局から発表され、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(50)が西郷隆盛役で出演することが分かった。華丸のほか、第十四代将軍・徳川家茂役の磯村勇斗(28)、家茂の正室・和宮役の深川麻衣(29)、大久保利通役の石丸幹二(55)、孝明天皇役の歌舞伎俳優の尾上右近(28)、江戸の武具商・梅田慎之介役の渡辺徹(59)らが新キャストとして発表された。

 大河ドラマ60作目。24年度上期に20年ぶりに刷新される1万円札の肖像になり、「日本資本主義の父」と呼ばれた実業家・渋沢栄一の生涯を描く。

 華丸は2016年放送「真田丸」以来、2度目の大河ドラマ出演。発表を受け、「今思えば 祖母の家に祖母が書いたであろう【敬天愛人】の額が飾ってありました。『何て読むと~?』と無邪気に聞いた時 いろいろ説明してくれた記憶があります。九州人として畏れ多い大役ですが天国の婆ちゃんに喜んでもらえるよう頑張ります」と意気込み。

 石丸は2015年放送「花燃ゆ」以来2度の出演。「幕末から明治にかけて生きた男を演じるのは、面白い。私が抱く大久保利通像は、明治政府の骨格を作ったツワモノ。少し調べてみると、冷徹で理知的、つまり情よりも理の人、そして、策略家、といったイメージが現れてくる。鋭く黙々と国を率い、私利私欲を持たない者だったと知るにつけ、いやいや、もっと人間くさいところがあるはずだ、と、今、期待に胸をふくらませております」とコメントを発表した。

 2001年放送「北条時宗」以来、21年ぶりの大河出演となる渡辺は「我々世代にとっては、歌で言えば「紅白歌合戦」のようなもので、久しぶりの出演がとても楽しみです。じっくりとお芝居に取り組ませて頂けますし、家族も今回の出演をすごく楽しみにしてくれています。時代を動かしていく人たちを、広い心で支える人でありたいと思いながら演じさせていただきます」とした。

 今回は新キャスト発表の第3弾。華丸、磯村、深川、石丸、右近、渡辺のほか、徳川慶篤役の中島歩(42)、徳川昭武役の板垣李光人(18)、猪飼勝三郎役の遠山俊也(58)、川村恵十郎役の波岡一喜(42)、島津久光役の池田成志(58)、折田要蔵役の徳井優(61)、伊達宗城役の菅原大吉(60)、山内容堂役の水上竜士(56)、岩倉具視役の山内圭哉(49)、中川宮役の奥田洋平(45)、三条実美役の金井勇太(35)が出演する。磯村、深川、右近、中島、遠山が大河ドラマ初出演となる。

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