文化放送 朝の生ワイド改編で「おは寺」拡大 「なな→きゅう」終了

[ 2021年1月19日 12:47 ]

文化放送社屋
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 文化放送が3月29日から、平日朝の生ワイドを改編する。一昨年4月から続く「なな→きゅう」(月~金曜、前7・00)は終了。寺島尚正アナウンサー(62)がパーソナリティーを務める「おはよう寺ちゃん 活動中」(月~金曜、前5・00)を現在の2時間から4時間に拡大する。

 同局の斉藤清人社長は19日、オンラインでの定例記者会見で、自ら34年にわたって制作に携わった経験を踏まえ、「平日のデータイムは生活者がリスナーの中心。この時間の番組は同じパーソナリティーが月曜から金曜まで務めるべき」と語った。

 斉藤社長はリスナーの支持を得る要因として「オリジナルの視点」を挙げ、「時にはエッジの効いたコメンテーターもどんどん取り入れたい」と言及。パーソナリティーの寺島アナに関して「『猛獣使い』として、ベテラン、力量があるので、期待している」と話した。

 番組コンセプトは「常識の1.5歩先へ 朝の情報を制するものがその日を制する」。午前5時から9時までの4時間を3部構成とし、どの時間から聞いても最新情報の詳しい分析や評論に触れやすいようにするという。

 衣笠聖也編成部長は具体的な内容について「いまスタッフと企画を出しているところ」と説明。「『朝礼のネタになる切り口』『ランチの時の雑談になるネタ』を提供したい」と語った。

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2021年1月19日のニュース