上沼恵美子「本当は嫌」本音も…M―1審査員としての信念 ネットの反応「そんなの1つも怖くない」

[ 2021年1月10日 12:46 ]

上沼恵美子
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 お笑いタレントの上沼恵美子(65)が、27日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演。「M―1グランプリ」の審査員への思いを爆発させた。

 上沼は2006年から2009年、復活した2016年からも計9回、M―1の審査員をを務めている「M―1の審査員なんか、やりたくないです。面白くないです」とぶっちゃけた上沼。「皆さん芸人さんはものすごいファンの方を持っていて、グランプリを目指してるのに、私はお笑いなんて5年ぐらいしかやってない。ホンマによくしゃべってるから、年かさがあるから(審査員の話が)来ますけど、私、本当は嫌なんです。そんな偉い人間でもなんでもないし、お笑い分からへんし。分からへんけど、ちょっと何か言うと、ああ言うた、こう言うたって、ネット社会になってものすごい嫌。ネット社会になる前に、紳助さんみたいに引退すれば良かったと思った。合わないのよ、ついていけないのよ」と本音をもらした。

 「去年で審査員は一掃された方がいいと思う。若い人で審査されたほうがいい」とも提案。お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(50)が「審査委員はみんなヘトヘトになってる。審査員を審査みたいになってる」と指摘すると、上沼も「叩かれにいってるわけですから。しんどいです。乗り越えられない。これが10年前だったら、なんやねん!っていうのはありましたけど、この年になったらしんどいです。もう目立つような仕事は絶対にしたくない、もう。コソコソってやってたい」と胸中を明かした。

 さらに「皆さん、誤解しないでください。喜んでやっているわけじゃない。それと、偉いとも思ってない。お姉ちゃんと漫才やってたのも、5年やもん。全然知らないし、ただ上沼恵美子っていう、柄悪くしゃべる、これを求めてはるのか、私、自信ないんです」としたうえで、「冗談半分で審査なんかしておりません。出たからには一生懸命やってる。M―1においては、一番面白い人を最後に入れてます、これだけは信念です。これを入れたネットで騒がれへんちゃうかな、そんなの1つも怖くありません。その辺は理解していただきたい」と力を込めた。

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2021年1月10日のニュース