橋下徹氏、菅首相の“8人会食”「ハイリスク者の塊」 西村大臣らの釈明「本当に気に食わない」

[ 2020年12月19日 17:07 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が、19日放送の関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に出演。菅義偉首相(72)が「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した直後に8人ほどで会食を行ったことについてコメントした。

 菅首相は14日、同施策の全国一時停止を表明したが、その後、自民党の二階俊博幹事長(81)らと8人程度で都内のステーキ店を訪れるなど、はしご会食が批判されていた。その後、加藤勝信官房長官が「参加者同士の距離は十分取られていた」、西村康稔経済再生担当相が「一律に5人以上がダメだと言っているわけではない」と釈明した。

 橋下氏は「自粛とかそういうのは重症ベッド数を確保するために、感染者数を増やさないってことでしょ。重傷者はほとんどデータ見る限りは高齢者ですよ」と主張。会食に参加したとされているメンバーが高齢であったことから「日本社会は高齢者、ハイリスク者を守るためにみんなで我慢しましょうっていう風に言っている中で、今回のメンバー、ハイリスク者の塊じゃないですか、年齢的にね」とまくしたてた。

 続けて「考えたらあの人たち年齢は高いけど、ものすごい元気な人たちなんですよね。だから年齢で区切るのもよくないのかも」としつつ、「法律を作るこの人たちがこういうことをやってて、それでも(時短営業を要請されている)飲食店は我慢しなきゃいけないんですか?」と語った。

 さらに「加藤さんと西村さんの発言が僕は本当に気に食わない」と批判は止まらず、「『強制とは言っていない』とか、それを言ったら営業の自粛だって強制じゃないんですから、みんな自由にやっていいんですか?って話になる」と厳しく指摘。「総理が人と会わなくなるっていうのも違う」として、「ダメなものはダメっていうのか、『総理は別格』って言い切るのか、どっちかですよ」と力説した。

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2020年12月19日のニュース