ユニコーン 最強武将ソングで町おこし“心優しき暴れん坊”源為朝テーマに佐賀・上峰町とタッグ

[ 2020年12月9日 04:00 ]

源為朝をテーマにした歌を書き下ろしたユニコーンの(左から)川西幸一、EBI、手島いさむ、奥田民生、ABEDON
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 ロックバンド「ユニコーン」が町おこしソングを手掛けた。源平時代最強の武将とも言われている源為朝(ためとも)をテーマにした新曲。為朝ゆかりの佐賀県上峰町にオファーされたもので、人口約9600人の小さな町とタッグを組み、為朝伝説を全国へ伝えようと「源為朝プロジェクトテーマソング」として書き下ろした。タイトルは「TIME―TO―MORE(タイム・トゥー・モア)」。歌詞にも登場し、奥田民生(55)の歌声は「タメトモ~」と聴こえるしゃれっ気たっぷりの一曲となっている。

 歴史好きのドラムス、川西幸一(61)が書いた詞をもとにメンバー全員で練って作詞。♪愛のため 友のため 誰のためと思う 優しい瞳で弓を放て…と、強弓の使い手だった為朝を思わせるフレーズや上峰町のスポットが、軽快なロックナンバーに乗せられている。

 為朝は頼朝、義経の叔父で、身長7尺(約2メートル10)の巨漢と伝えられている。13歳の時に乱暴が過ぎ、父の為義に追われた九州で勢力を広げ、上峰町にある鎮西(ちんぜい)山を拠点とし「鎮西八郎」を名乗った。勇猛な一方で、人間味あふれる優しさの持ち主でもあった。

 そんな“心優しき暴れん坊”の伝説は、歌だけでなく映像でも広められる。為朝を題材にしたアニメを「PSYCHO―PASS サイコパス」や「ハイキュー!!」などで知られる業界最大手のスタジオ「プロダクション I.G」が手掛けた。「鬼滅の刃」を製作しているアニプレックスの協力のもと、上峰町のプロモーションビデオ(PV)として仕上げ、11日に町の公式YouTubeチャンネルで公開される。

 「TIME…」も同日、ユニコーンの今年初の新曲として配信リリースされる。川西は「小説も漫画もいろいろと読んで歌詞にした。為朝のイメージはひと言で言うと人間愛」と歌に込めた思いを語った。

 ▽佐賀県上峰町(かみみねちょう) 県東部に位置。総面積は県内で2番目に小さい12・8平方キロメートル。89年に村から町に。「佐賀牛」「特上うなぎ」などを返礼品にふるさと納税を活用し寄付金が3年連続全国トップ10入り。鎮西山にある五万ケ池(ごまがいけ)は、為朝の軍勢が敵の5万騎を討ったことに由来し名が付いたと言われている。今年3月には王将戦7番勝負の第6局が町内の料理店「大幸園」で行われ、渡辺明王将と広瀬章人八段が対局した。

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