藤井2冠、師弟対決3勝目 “下座争い”は師匠に軍配 叡王戦段位別予選準決勝

[ 2020年12月4日 05:30 ]

第6期叡王戦段位別予選準決勝で対局した藤井2冠(右)と杉本八段(提供・日本将棋連盟)
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 将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市の関西将棋会館で指された第6期叡王戦の段位別予選C組準決勝で杉本昌隆八段(52)に73手で勝利した。過去2戦2勝で迎えた3度目の師弟対決も制し、杉本に「改めてタイトルを獲っている貫禄を感じましたね」と言わしめた。

 藤井は師匠相手に初めての上座。「間違っても(上座に)座らないように早めに来て荷物で確保した。当然のことなんで」と話した杉本に対し、藤井は「下座に座るつもりだったんですけど、先に荷物を置かれてしまったので」と苦笑いした。

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