北村義浩教授 コロナ重症者の増加ペースに警鐘「これは非常に恐ろしい数字」

[ 1115年1月1日 20:01 ]

TBS社屋
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 感染者学の専門家で日本医科大学特任教授の北村義浩氏が27日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。国内で26日に、新たに2504人の新型コロナウイルス感染者が確認され、重症者は410人で、25日に続いて最多を更新したことについてコメントした。

 1日当たりの新たな感染者が2500人を超えたのは過去最多を記録した21日以来。死者は29人で、最多となった5月2日の31人に次ぐ水準となった。

 北村教授は「特徴として第2波と違って中高年の方もかなりの割合が感染者の中にいますので、今東京都でも重症者の方の8割が60歳以上ということで、中高年の感染の拡大が、そのままタイムタグなく重症者の数の増加につながっている」と指摘。そして「全国を見ても重症者が410人になった。もともと9月から下がり切らずに、ずっと140人くらいだったので、410人かと思うかも知れませんが、9月、10月にずっと140人くらいいたのを差し引いて最近のカーブの上がりだけ見ると1週間ごとに倍々になっている。これは非常に恐ろしい数字」と警鐘を鳴らした。

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2020年11月27日のニュース