フジ皇室担当・橋本寿史氏 皇女制度に「皇女という制度が突然出てきたように思われるんですが」

[ 2020年11月25日 11:33 ]

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 フジテレビの皇室担当の橋本寿史解説委員が25日、同局「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。政府が皇族数減少に伴う皇室活動の担い手確保策として、女性皇族が結婚した後に「皇女」の尊称を贈り、公務への協力を委嘱する新制度の創設を検討していることについてコメントした。

 加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、皇室活動の担い手確保策に関し「女性皇族の婚姻による皇族数減少については、皇族方のご年齢からしても先延ばしできない重要な課題だ」と強調。政府は結婚後の女性皇族に「皇女」の尊称を贈り、協力を委嘱する新制度創設を検討している。

 橋本解説委員は「今回、皇女という制度が突然出てきたように思われるんですが、2012年の野田政権の時に皇族の方々が減少していく中で、どのように公務を負担していただくのがいいのかと制度を1回検討しています」とし、「その際に、今回の皇女制度という名前ではなかったんですが、結婚されても公務を担っていただく方法、もう1つが女性宮家という形でいろいろなことが検討された。ただ野田政権が終わって、そこですべてが止まってしまったというのが現状」と説明した。

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