笠井信輔 闘病中に「感情的に書きなぐっていた」日誌 「自分で自分を取材してる感覚」

[ 2020年11月24日 14:35 ]

笠井信輔アナウンサー
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 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が、24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。入院生活時に記していた闘病日誌について語った。

 笠井アナは昨年12月に悪性リンパ腫で入院し、今年4月30日に退院、8月に本格復帰した。

 昨年12月の同番組に出演した際、がんを患ったことを告白した笠井アナ。その収録の2週間前に入院の必要を告げられたそうで「徹子の部屋が2週間後にあるんです。そこまで入院待ってください」と医師に懇願していたことを打ち明けた。当時は、テレビ出演への復帰は難しいかもしれないと考え「最後に、徹子の部屋に笠井信輔は出していただける人間だったという記憶を、みなさんに残したい」という想いだったと振り返った。

 闘病中に日誌をつづっていたという。字が大きく書きなぐられた、実際のノートが画像で紹介され「感情的に書きなぐっていた、自分の思いを」と胸中を告白。約30年に渡り、報道・情報番組に出演し続けた中では「自分は体験していないことを人から聞いて、なるべく多くの人に伝えよう」と心がけてきたが、「今回初めて、自分自身が体験者になった」と捉えたという。日誌を書くことにより「自分で自分を取材してる感覚にもなったので、取材メモとして残しておこうという気持ちが強かったですね」と入院中も取材者としての気持ちを持ち続けていたことを明かした。

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2020年11月24日のニュース