東山紀之 ジャニーさん病室での秘話「いいものの場合は血圧がグッと」

[ 2020年11月21日 11:23 ]

少年隊の東山紀之
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 少年隊の東山紀之(54)が21日、TBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。ジャニーズ事務所の前社長で昨年他界したジャニー喜多川さん(享年87)の病室での秘話を明かした。

 ジャニーさんは昨年6月18日午前11時30分ごろに体調の異変を訴え、都内の病院に緊急搬送。解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断され、一度も意識が戻ることはなく、同年7月9日午後に死去した。

 東山は「もうあっという間に1年経ちましたね」とじみじみ。「(倒れるまでは)元気だったみたいですけど、立ち上がった瞬間にくも膜下出血ということだったんので、意識不明のまま」と回顧。東山へは事務所の先輩の近藤真彦(56)や事務所関係者から倒れて少したって「とにかく病院に来い!」との連絡があったという。ただ、病院に行ったはいいが、病室が分からず、右往左往。病院内でもトップシークレットだったため、困り果て、警備員さんに「とにかくここで一番偉い方と連絡取れますかね」と話をしたところに、たまたま病院の上層部の方が通りかかったことで、ようやく病室に案内されたという。「右往左往してるヤツが全部写真週刊誌に撮られてましたけどね」と笑った。

 その日はいわゆる“山”だと言われていたそうで、その後、元SMAPの中居正広(48)が到着し、「とにかくうちの事務所の今まで出した曲をずっと病室で流そう」と提案。すると「流してたら、血圧が戻ってきて」と東山。「なるべくジャニーさんに刺激を与えようってことになったので、タレントたちがみんな行っては『ジャニーさんどうも』みたいな感じでしてたら、亡くなるまで3週間あったので、すべてのタレントがお別れの挨拶をすませることができたんです。ある意味、すごいことだなと思って」と話した。

 「すごい小さいジュニアの子が来た時、舞台のパンフレットで『ジャニーさんどれがいい?』って聞くと、いいものの場合は血圧がグッと上がるんです。これは良くないって時は血圧がすっと下がる。意思を表明しようとしてたのがみんなびっくしちゃって」と病室での信じがたいエピソードも披露。「誰かが行くと喜んで血圧が上がって。堂本光一が行った時はやたら血圧が下がったっていう、ちょっと笑い話になってるんですけど」と笑いつつも、「みんな夜な夜なそこに集まって、普段、後輩なんかともそんなに会うことないんですけど、思い出話をしたりして、すごいいい時間を作ってくれたなと思った」と“父”に感謝した。

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2020年11月21日のニュース